歯はラッキーアイテム
それを持って逃げれば3倍早い
私は自分の歯を握りしめて走って逃げる
仲間と合流する
3人
2、2でバイクに乗る
私たちは3倍速い


トラップがはられたアジトに着く
アジトといっても
100センチを満たない小さな工作したようなカラフルな、まさに工作だ
紙で出来た人形たちをかわす
タイミングが大事、
誰かが今だ、と言う

信じられないかもしれないがこの工作に触れると恐ろしいことが起るんだ


2つの部屋に別れる
ご飯の時間になってやっと1つの部屋に合流
洗面所で手を洗う
大きな洗面
友達も服を洗いにくる
菜っ葉を洗いにくる
漬け物を洗いにくる
手に付いていた泡が入りそうだからうまいこと手を洗う
袖口がぬれる

洗面所から出ると皆が集合写真を撮ろうとしている
165センチ位の少しがっちりめの男子が撮影していた
構図ってウケるー
何処だか分からないが方言で
そのようなことを言っていて、なかなか撮らない
私はその様子を後ろから見ていて、確かに面白いことだなと思う




起きると、まだ口の中が血の味がした
抜けた親知らずは乾いて石になっていた